こんにちは、ゆかこです。
数年後にカフェをオープンさせたいと思っている私たちですが、チェンライでお手本にしたいと思えるお店と出会いました。
お店の名前はHuean Arharn Baan Café、裏庭で育てた野菜を提供してFarm to tableを実現する、家族経営のお店です。
チェンライ市内から少し離れていて、バイクで30分くらいです。
このお店、何がいいって、新鮮なオーガニック野菜を使っているだけでなく、化学調味料不使用なんです。
新鮮なお肉や野菜、オーガニック、MSG不使用など、それぞれを謳っているお店は沢山あるけれど、全てをクリアしているお店はなかなかない。
しかもお店で提供する魚や野菜、卵は裏の畑で育てたもの。
昔はこんな生活が当たり前だったけど、今の時代はそれが難しいからこそ贅沢なことですよね。
それを実現しているなんて本当に素晴らしいと思います。

(お店の裏の畑。葉物が中心でしたが、苺なども植えられていました)


(にわとりも放し飼い。卵の殻は肥料にしていました)

(池もあったので、魚はここで育てているのかな?)
注文した料理は3品。
丁寧に調理されていて、うま味がしっかりあり、薄味なのにどれも味がいい。
野菜の味も濃くて甘くて、食べ応えがありました。

(タイの調味料、ガピと野菜。ガピに野菜をつけて食べます。ガピももちろん手作り)

(川魚のライム和え。すっぱ辛いタレが川魚によく合います)

(川魚のしょうゆ炒め。魚が素揚げしてあって、歯ごたえもよかったです)
店内はオープンエアーで風が心地よい。
チェンライは日中でも涼しい風が吹いていたので、扇風機やエアコンも不要だと感じました。
不要なものは使わない、これも環境を守って自然と共存するには必要なことだと思います。
店内ではバナナや手作りクッキーの販売もしていました。
ケシの実が入ったクッキーで、プチプチとした歯ごたえがよく、素朴な甘さで美味しかったです。
土曜日はファーマーズマーケットを開催しているようでした。


お店の周りは見渡す限り田んぼが広がっていて、とてものどかでした。
小さいお店だけど、丁寧に、愛情をこめて育て、作られた料理はおいしいに決まっています。
家族経営で、お互いの顔を見ながら、助け合いながら仕事をする。
料理の見た目や味、コンセプト、仕事の仕方、生活スタイル、全てにおいて「行ってよかった」と思えたお店でした。