こんにちは、ゆかこです。
意外な感じがするかもしれないですが、タイってオーガニック製品が充実している国なんです。
日本よりも断然安い値段で買えるのに種類が豊富。
タイに来てから、特に野菜はオーガニックのものばかり食べています。
タイでは1995年にオーガニックの認証が設けられていて、クリアしなければならない項目の厳しさは、ヨーロッパのオーガニック製品を100としたときに、タイは80くらいのレベルだそうです。
ヨーロッパに比べたら少し緩いのかもしれませんが、信頼できるレベルにありますよね。
認証を受けるには、作物を育てる土地に12か月以上農薬をまいていない、育てる際に農薬や化学肥料を使用していないなど、様々な項目をクリアすることが条件だそうです。


(タイオーガニック認証のマーク)


(タイで購入できる、オーガニック認証のマーク)
ただオーガニックとはいえ、出荷する時に傷んだり虫がついたりしないよう、ポストハーベストといって薬剤をかけていると、とある勉強会に参加したときに教えてもらいました。
え?じゃあ完全に化学肥料を使っていないものってないの??という疑問が残りましたが…よく洗えば大丈夫ということだったので、それからはよく洗ってから使っています。
私はEM QuartierやSiam Paragonのスーパーで買うことが多いです。
種類もたくさんありますし、様々なメーカーのものが売られているので、鮮度や値段を見比べながら買っています。
他にも、バンコク市内ではオーガニック製品を扱ったお店がたくさんあります。

(素朴で優しい甘さのスイーツの販売もしているお店です)

(歩いていて、たまたま見つけたお店。プレオープンみたいでしたが、満席でした。)
健康や食の安全を考えたときに、オーガニック製品には興味があったものの、日本ではやっぱり高いから、なかなか手が出ない。
でもタイでは手ごろな値段だから継続して買うことができます。
タイのオーガニック栽培の割合は、農薬を使った栽培に対して0.2%しかないそうです。
化学肥料を使った農業が環境にいいわけもなく、人にも悪影響を及ぼす恐れがある。
オーガニック製品を消費者として購入することで、環境を守ることにつながる可能性があるし、数少ない農家さんの支援にもなる。
市場が拡大することで、オーガニックが当たり前になればいい。
そんな想いもあって、積極的にオーガニック製品を購入しています。